気軽な旅スタイル「車中泊」を楽しもう!
こんな魅力があるから車中泊はやめられない!
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「足の向くまま、気の向くままに旅をしたい!」と思っても、休みに合わせて宿を予約したり、宿のチェクイン・アウトに合わせて行動したり、意外と制約が多いものです。しかも、あちこち出かけていろいろな体験をしたり、おいしいものを食べたいと思ったら、費用もかさんでしまいます。
しかし最近は、こんな悩みを解消してくれる旅のスタイルに注目が集まっています。それが、車で寝泊まりしながら旅をする「車中泊」です。では車中泊は、ほかの旅スタイルと何が違うのでしょう? そのメリットを挙げると……
✅宿の予約が必要ないので、思い立ったらすぐに動ける
✅キャンピングカーでなく、今乗っている車で気軽に出かけられる
✅ペットと一緒に自由な旅を楽しむことができる
✅目的地まで移動しながらのロードトリップが楽しめる
また、最近人気のオートキャンプを始めたいと思っても「装備をそろえるのが大変」「テントに泊まるのが不安」など、高いハードルがあるのも事実。そんなとき、車中泊を組み合わせた“車中泊キャンプ”にすれば、テントを買う必要はなければ、建てる必要もないので設営時間も短縮できます。これからオートキャンプを始めたい人の入門スタイルとしても最適なのです。
必要なアイテムをそろえて車中泊を楽しんでみよう!
そんな魅力的な旅のスタイルである「車中泊」ですが、きちんとした装備をそろえないと、せっかくの旅がつらいものになってしまいます。では、車中泊を楽しむためには、どんなアイテムをそろえればいいのでしょう?
▼外からの視線を遮る「シェード」
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安心して寝るための必須アイテムとなるのが「シェード」。車内でくつろいでいたり、寝ていたりするとき「外から誰かにのぞき込まれるのでは?」と思いながら過ごすのは不安です。しかしシェードがあれば、プライバシーを守る目隠しとなるので安心です。
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アイズの「マルチシェード」は、400以上の車種に対応した専用設計。車種ごとに窓の型取り行って製作しているので、隙間なくピッタリとフィットします。ですから、外からのぞかれたり、街灯などの光が入ってきたりする心配はありません。吸盤で取り付けるだけなので、装着も簡単です。
素材には、断熱性の高い自社生産のキルティング生地を採用しているので、気温が低くなる冬の車中泊でも、冷たい外気の侵入を防いでくれるので、安心して寝ることができます。
また夏は、強い日差しを反射して車内温度の上昇を抑制。炎天下に駐車しても、外気温よりも最大10℃以上低く車内温度を保つことができます。
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▼シートの凹凸をなくして快眠を 「マット」
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車のシートに「フルフラットシート」と呼ばれるものがありますが、ベッドのように完全にフラットになるわけではありません。ですから、そのままの状態では凹凸が激しく、寝心地が悪いものになってしまいます。そこで準備しておきたいのが「マット」です。
おすすめは10cm厚の極厚インフレーターマットやエアベッドといった厚みのあるもの。3~5cm厚の一般的なマットでは、凹凸を埋めるのにタオルやクッションを詰める必要がありますが、極厚インフレーターマットやエアベッドなら、敷くだけでシートの凹凸を感じなくなるので車中泊に最適です。
▼寒い季節は冬用を準備して安眠 「寝袋」
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車中泊で快適に眠るためには「寝袋」も必要です。暖かい季節であれば、あまりこだわる必要はありませんが、秋冬などの寒い季節は、冬用の寝袋でしっかりと防寒しないと寒くて寝られないこともあります。晩秋から初春にかけて車中泊を楽しみたい人は、必ず冬用モデルを準備して、寒さに備えましょう。
▼バッテリー上がりの心配なし 「LEDランタン」
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夜の車内は真っ暗だけれど、室内灯を付けっぱなしにしておくと、バッテリーが上がってしまう恐れがあります。そこで用意しておきたいのが「LEDランタン」。懐中電灯やヘッドランプと違って広範囲に光が広がるので、1台で車内の隅々まで照らすことができます。
高い位置にセットすると光が広がるので、カラビナなどのフックを合わせて用意しておくと便利です。
▼暑い季節は通気をよくして虫を防ぐ 「網戸」
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夏は暑くて、窓を閉めきっていると寝苦しい車中泊。でもエンジンをかけっぱなしにして、エアコンを効かせて寝るのは、周囲に迷惑がかかるのでマナー違反です。かといって窓を開けておくと、蚊などの虫が入ってきてしまいます。それを解消してくれるのが「網戸」です。
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アイズの「ウインドーバグネット」は、車種ごとに設計されているので、純正オプションのように隙間なくウインドーにフィット。ワンボックスやミニバンを中心に190車種以上に対応しています。
装着にはネジや工具がいらないので、誰でも簡単に取り付けられます。また装着したままでガラスの開閉ができるので、急な雨や夜間の冷え込みにもすぐに対処することができます。
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網戸を活かしてシェードを付ける裏ワザを紹介!
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「マルチシェード」で目隠しをしていると「ウインドーバグネット」が隠れてしまい、通気性を確保できないのでは、と思う人もいるのではないでしょうか? しかし、面ファスナーを使えばそんな疑問も解決です。
開けたい窓の幅を決めたら「ウインドーバグネット」に「マルチシェード」を面ファスナーで固定します。こうすれば風通しとプライバシーの両方を保つことができます。
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「マルチシェード」で目隠しをしていると「ウインドーバグネット」が隠れてしまい、通気性を確保できないのでは、と思う人もいるのではないでしょうか? しかし、面ファスナーを使えばそんな疑問も解決です。
開けたい窓の幅を決めたら「ウインドーバグネット」に「マルチシェード」を面ファスナーで固定します。こうすれば風通しとプライバシーの両方を保つことができます。
車中泊をもっと楽しく便利にするアイテム
必携アイテムではないけれど、持っていると車中泊がもっと便利で楽しくなるアイテムもあります。
車中泊を始めてハマりそうだなと思ったら、こんなアイテムもそろえてみてはどうでしょう。
▼食事や小物置きに1台あると便利な「テーブル」
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食事をしたり、小物を置いておくために、あると便利なのが「テーブル」。小型でコンパクトに畳めるモデルなら、車内で広げてもジャマにならないし、収納したときもかさばらないので便利です。
▼スマホの充電や電気毛布に「ポータブル電源」
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スマホやカメラ、パソコンなど、身のまわりには充電が必要なアイテムが多いので、電池切れを心配しなくてもいいように、モバイルバッテリーを持ち歩いている人も多いと思います。でも車中泊なら「ポータブル電源」があるとさらに便利です。
「ポータブル電源」は、モバイルバッテリーに比べて出力やバッテリー容量が大きいので、連泊する場合でも安心。さらに夜の寒さが心配な場合は、電気毛布を使用することで、より暖かく寝ることもできます。
▼ドリンクや冷蔵のお土産に「クーラーボックス」
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車内で過ごしているときにノドが渇いた場合、そのたびに外に出てドリンクを買いに行くのは面倒。そこであると便利なのが「クーラーボックス」です。ドリンクを冷やしておくだけでなく、要冷蔵のお土産を買って帰る場合にも役に立ちます。
▼タオル干しや小物整理に「バンジーコード」
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行き場を失ってしまいがちな小物を気軽に整理できるのが「バンジーコード」です。車のアシストハンドルなどに引っかけてピンと張れば、タオルや小物を吊しておくことができます。カーゴネットなら大きめの荷物を載せておけるので、さらに便利です。
ハイエースをカスタムしてワンランク上の車中泊を!
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今乗っているミニバンやステーションワゴンなどでも車中泊を楽しめますが、より快適に過ごしたいと思ったら、おすすめはハイエース。
車内が広く、車中泊用にカスタムするためのアイテムもたくさん市販されているので、快適さを求めるなら乗り替えるという選択肢もあります。
では、ハイエース用の車中泊アイテムにはどのようなものがあるか、アイズのハイエースアイテムをご紹介します。
アイズのハイエース専用アイテム!
▼GOODY DU
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広い荷室を快適なベッドスペースに変えるベッドキット。ベッドの展開・収納が簡単にできる跳ね上げ式を採用しているので、力のない女性でも楽にベッドメイクができます。ベッドの高さは無段階で自由に設定できるので、旅のスタイルに合わせたレイアウトも可能です。
▼アイズ-ブロッカー
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雨や風、日差しをブロックしてくれるリアゲート用のサイドウォール。車内でくつろいでいるときでも、外からの視線を遮ってくれるので、プライバシーを保つこともできます。装着したままで生地を挟み込むことなくリアゲートを開閉できるので、着脱の手間もかかりません。
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自由に楽しめる車中泊でもマナーは大切
車中泊は、気軽に楽しめて自由度が高い旅のスタイル。けれど、きちんと守らなければならないルールやマナーもあります。
・道の駅やサービスエリアは、仮眠や休憩の場所。長時間の滞在はNG
・車外でのキャンプ行為(テーブルやチェアを出したり、調理をすること)はNG
・エンジンをかけっぱなしの車中泊は、騒音や排気ガスが出るのでNG
などが、おもなマナー。もしキャンプのように車中泊を楽しみたい場合は、オートキャンプ場やRVパークといった施設を利用するのがおすすめです。
今回、撮影に協力していただいたのは、
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静岡県のキャンプ場「はるの川音の郷」が運営する車中泊専用施設「遠州森RVパーク」。
キャンプ場と違ってテントを張ることはできないですが、低料金で車中泊キャンプを楽しむことができます。
●遠州森RVパーク
https://kawaoto.jp/rvpark.php
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静岡県のキャンプ場「はるの川音の郷」が運営する車中泊専用施設「遠州森RVパーク」。
キャンプ場と違ってテントを張ることはできないですが、低料金で車中泊キャンプを楽しむことができます。
●遠州森RVパーク
https://kawaoto.jp/rvpark.php
これから車中泊を始めてみたいという人は、ここで紹介したノウハウを参考に、快適な車中泊ライフを楽しんでください!